車いすテニスで、2024年パリ・パラリンピック男子シングルス金メダル、世界王者で19歳の小田凱人(東海理化)が、史上3人目の4大大会とパラリンピックすべてを制するシングルス生涯ゴールデンスラムの快挙を達成しました。
今回は、小田凱人選手の経歴などを詳しく解説していきます!
小田凱人のプロフィール
基本情報
幼少期から競技スタートまで
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9歳時に左股関節の骨肉腫を発症し、車いすでの生活に。リハビリ中、主治医の勧めでパラスポーツに触れる機会があり、車いすテニスを知るnikkansports.comNHKTennis.jp テニス ドット ジェイピー。
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その中で、国枝慎吾選手(パラ車いすテニスのレジェンド)のプレーに心を奪われ、「これだ」と感じて競技を始めたNHKTennis.jp テニス ドット ジェイピー。
ジュニア時代の活躍
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14歳11か月でジュニア世界ランキング1位に。この年にプロ転向を宣言nikkansports.comNHKオリコン。
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世界Jr.マスターズ(18歳以下世界一決定戦)の単複優勝も達成、最年少・日本人男子初のジュニア世界王者にパラサポWEBオリコン。
シニア転向以降の主な成果
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16歳でグランドスラム初出場、全仏オープンではベスト4入りトーカイリカGOETHE[ゲーテ]集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva。
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同年11月、「NEC Wheelchair Singles Masters」で最年少出場&優勝を同時に達成トーカイリカGOETHE[ゲーテ]。
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2023年
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全仏オープン優勝:17歳で史上最年少のグランドスラム制覇及び世界ランキング1位に(17歳1か月)プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES+2プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES+2KADOKAWAグループ ポータルサイトパラサポWEB毎日新聞。
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ウィンブルドン優勝プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES毎日新聞。
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2024年
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全豪オープン優勝、全仏オープン2連覇プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMESパラサポWEB。
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パリ・パラリンピックにおいて、男子シングルスで史上最年少優勝(18歳で金メダル)、ダブルスは銀メダルパラサポWEBプレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES。
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2025年
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世界団体戦「World Team Cup」に日本代表として出場、シングルス・ダブルスともに全勝で日本の1位入りに貢献トーカイリカ。
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その他の活動と想い
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初の書籍『凱旋 9歳で癌になった僕が17歳で世界一になるまでの話』を2024年6月に刊行。母校での贈呈イベントなども開催プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMESKADOKAWAグループ ポータルサイト。
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児童向けの本『夢を持つ、夢中になる、あとは かなえるだけ』も発行され、子どもたちに夢と勇気を伝えるメッセージを発信中(株)Gakken公式ブログ。
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「病と闘う子どもたちのヒーローになる」という強い信念を胸に、自身の経験と闘志を語り続けている集英社 スポルティーバ 公式サイト web SportivaNHKReal Sports。
レジェンド国枝慎吾との関係
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国枝慎吾選手の動画に触発されて競技を始めた存在。実際に共に練習する機会もあり、精神的にも競技的にも大きな影響を受けているnikkansports.com毎日新聞スポーツナビパラスポ+!。
他にゴールデンスラムを達成した人物とは?
🎖️ 車いすテニスにおける「生涯ゴールデンスラム」達成者 3名(※2024年時点)
選手名 | 国籍 | 種目 | 達成形式 | 主な特徴 |
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🇯🇵 国枝慎吾(Shingo Kunieda) | 日本 | 男子シングルス | キャリア・ゴールデンスラム | 車いすテニス界のレジェンド、パラ金4回、GS男子最多 |
🇳🇱 ディーデ・デ・グルート(Diede de Groot) | オランダ | 女子シングルス | カレンダー&キャリア両方 | 2021年にカレンダー・ゴールデンスラムを初達成した史上初の選手 |
🇦🇺 ディラン・アルコット(Dylan Alcott) | オーストラリア | クアード(四肢麻痺) | カレンダー&キャリア両方 | クアード部門初のゴールデンスラマー、パラとメディア両方で活躍 |
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